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憲法を擬人化し社会問題を問う 坂手洋二さんの新作「憲法くん」岡山で公演

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 岡山市出身、劇作家の坂手洋二さんの新作が17日、岡山市で上演されます。坂手さんが見どころを語りました。

(劇作家/坂手洋二さん) 「今の世の中で皆が引っ掛かる事とか、これってどうなってるんだろうという事を、憲法に則して考えたら人が自由にいること、自由に振る舞うことを尊重するということだけなので」

 岡山市出身の劇作家坂手洋二さんの新作は「憲法くん」。日本国憲法を擬人化し、「憲法くん」なる男が登場する演劇です。国や国民が抱えるさまざまな政治的課題を扱います。

(坂手洋二さん) 「今、みんなが頭が固くなってしまってることをほどいていく。憲法くんを名乗った人が『僕がリストラされそうになってるんだけど、どういうことなんでしょうね』と話している。そういうユーモアみたいなのは全編」

 憲法の視点から社会の問題点を、観客に問いかけます。

(坂手洋二さん) 「憲法というのは個人を尊重するもの。国家を守るものではなくて、個人を守るものなんですね。怖いものとっつきにくいものではなくて、われわれを守るためのものですから、とてもシンプルで伸びやかで、明るいものだということを描いてるつもりではあります」

 「憲法くん」は、17日午後7時から岡山市立市民文化ホールで上演されます。

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