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「粘土触って心豊かに」世界的彫刻家・速水史朗さんが母校の小学校で特別授業 香川

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 世界的な彫刻家・速水史朗さんが、香川県多度津町の母校で特別授業を行いました。

 多度津小学校を訪れたのは香川県多度津町出身の彫刻家、速水史朗さんです。速水さんは、全国200カ所以上にその作品が設置されるなど世界的な彫刻家として知られています。

 母校の多度津小学校では10年ほど前から年に1度、特別授業を行っています。16日は、6年生58人に粘土を使って彫刻の基礎を教えました。

(石井俊大リポート) 「児童たち、少しずつ顔のパーツを彫り始めました。慣れない作業ですが夢中になっています」

 作るのは、自分の顔。鏡で自分の顔を観察しながら真剣な表情で粘土に彫っていました。

(児童はー) 「鼻がけっこう高くて目のところに小さい粒を入れてちゃんと黒い目も表現できた」 「難しいということが分かったので、(速見さんの作品を)見つけたら“これを作った人はすごいんだよ”といろいろ教えてあげたい」

(速水史朗さん) 「粘土を触りながら人の心を豊かにしていく、そういう子どもたちになってほしい」

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