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「ずっときょうまで待ってました」一人暮らしの高齢者に宅配 家政科の高校生が作るお弁当 岡山市

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 岡山市の高校生が10日、一人暮らしの高齢者に手作りのお弁当を届けました。

 鶏肉の蒸し料理は、高齢者が食べやすいようさっぱりしてかみやすい胸肉のミンチを使っています。

(生徒はー) 「食感をやわらかくしつつ、食べやすい大きさにしてお弁当に合う一品にしました」

 岡山県立興陽高校では家政科の生徒が毎年、地域の高齢者のためにお弁当を作っています。食べやすさや味付けなど高齢者に配慮した調理方法を学びながら、奉仕の心を育てるのが狙いです。

 だし巻き卵はひょうたんの形をしています。

(生徒はー) 「見た目でも楽しんでいただけるように思いを込めて作りました」

 煮物やあえ物など生徒がメニューを考えたお弁当が約3時間かけて完成しました。出来上がった弁当は手分けをして、高校の近くの高齢者の家に届けました。

(弁当を受け取った人はー) 「ずっときょうまで待ってました。きれいなことをして下さってびっくりしましたよ、本当に」

(生徒はー) 「喜んでくれてる顔を見て私たちもうれしいと思います。愛情込めて作りました」 「頑張ってきて良かったなと思いました」

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