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連携で乗客を守る 列車内で刃物を持った不審者への対応訓練 JR倉敷駅

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 JR倉敷駅で、刃物を持った不審者から乗客らを守る訓練が行われました。訓練を行ったのは列車の中です。

(記者) 「この訓練には警察と消防も参加します。どれほど連携して乗客の安全を守れるかがポイントです」

 訓練には警察と消防、そしてJR西日本岡山支社の職員ら約60人が参加しました。

 走行中の列車内で刃物を持った男を見つけ、車掌が警察と消防に通報するところから始まります。電車の非常停止に気付いた男が暴れ出し、乗客を切りつけたという想定です。  その後、運転士が警察と消防の到着まで、普段の業務に使う“かばん”を盾に男をなだめます。約10分後、JRの不審者対応班と警察が到着。防護盾を持って男を追い詰めて確保、負傷者を救護しました。

 昨年6月には、東海道新幹線で男女3人が殺傷される事件が起きています。

(運転士/福田泰明さん) 「手元にある、一番すぐに出せるので、かばんでやったんですけど、もうちょっと何らかの道具があれば負傷者の方とかももう少しガードできるんではないか。かばんだけだと心もとない。机上では学んでいることなんですけど、実際にやってみて流れがつかめたことはよかった」

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