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善通寺市に現れた「不思議の国」 黒板アートだけを集めたアート展 香川

10月04日 18:15

 「黒板」を使って町おこしにつなげます。「黒板アート」だけを集めたアート展が、香川県善通寺市で開かれています。
 このアート展は瀬戸内国際芸術祭の秋会期に合わせて開かれていて、善通寺市内の各地に香川県内の大学生や高校生などが描いた黒板アートが並びます。

 国の重要文化財、旧善通寺偕行社に隣接するカフェスペースにも作品が設置されています。
 黒板アートは白チョークだけで描かれていて、チョークの線や面を指や手のひらなどを使って整え、絵の輪郭を浮かび上がらせています。濃淡の表現のみで、善通寺市に現れた「不思議の国」の世界観を表しています。

 また、JR善通寺駅の北側の道路脇にも作品が。2009年に閉校となった善通寺西高校の卒業生たちが制作した黒板アートです。
 北面の絵にはアクリル絵の具が、南面の絵にはオイルチョークが使われています。

(ZEN24メンバー/千田恵さん)
「10日間くらいで、メンバー5人で作らせていただきました。黒板の地を浮き出させたいという思いがあって、それでそこだけテープを張って隠した状態で絵の具を飛ばして描いているんですけど。日常の中にいつもないものがあるっていうのを、アートを少し感じていただけたらいいなと思ってます」

 他には善通寺市役所の庁舎横にもさまざまな黒板アートが並び、SNSを使ったコンテストも開かれています。

(善通寺市商工観光課/星佳人さん)
「香川県内で唯一の黒板メーカーが市にあったのと、善通寺第一高校にデザイン科があって、こちらの2つをつなぎ合わせたものを何かできないかなというのがきっかけです。ご自身の目で見てチョークの感覚であったり、消えてしまうはかなさみたいなものも含めて、ご覧になっていただければと思います」

「ゼンツウジ・ブラック・ボード・アート2019」は、瀬戸芸の秋会期と同じ11月4日まで開かれています。

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特集

岡山・香川の人や企業、街の動き、そして社会問題を記者独自の目線で徹底取材!日々の短いニュースでは伝えきれない重厚な企画をお届けします。

【特集】西日本豪雨から2年 被災者の暮らしは 岡山・倉敷市

2020年07月03日 18:50

 西日本豪雨からまもなく2年です。

 2018年7月の西日本豪雨で岡山県では61人が死亡、さらに28人が災害関連死と認定されました。そして被災者の「住まい」の再建が大きな課題となっています。

 倉敷市真備町では自宅を再建できた住民がいる一方で、いまだに元の暮らしに戻れない人も少なくありません。

 今も仮設住宅で暮らす人たちの「よりどころ」は見つかるのでしょうか。

シリーズ

  • 高知白バイ衝突死
    2006年、高知県で起きた白バイとスクールバスの衝突死亡事故。業務上過失致死の罪に問われ、「無実」を訴えるバスの元運転手。食い違う目撃証言や疑問が多い証拠を徹底検証する。
  • 高校生と見つける私たちのSDGs
  • 世界のためにできること
    貧困などから抜け出せず苦しむ途上国の人たち。その状況を打破するため、多くの岡山・香川県出身者が活躍している。慣れない環境で国造りの手助けをする理由とは…。私たちができる「国際協力」について考える。
  • 小さな駅の物語
    岡山県北には、昭和初期の面影を色濃く残す駅舎が数多く残っている。1日の利用客がわずか5人程度という駅もあるが、学生や高齢者にとっては欠かせない足。そして、駅を愛し、守り続ける人たちがいる。「一期一会」をテーマに駅の1日を追う。

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