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ハンセン病の正しい理解へ 国立療養所・大島青松園で暮らす入所者が「思い」込めた作品展 香川県庁

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 ハンセン病を正しく理解してもらおうと、高松市にある大島青松園の入所者の作品展が香川県庁で開かれています。

(展示されている川柳作品) 「古里を 思い海見て 六十年」

 香川県庁の1階ギャラリーには、大島青松園の入所者が島で暮らす思いや後遺症のつらさなどを表した川柳に、力強い書道や園内で撮った写真など41点を展示しています。

 高松市庵治町にある国立療養所大島青松園では現在52人が生活していて入所者の平均年齢は84歳を超えています。

 入所者の高齢化が進む中、少しでも多くの人に施設の歴史を知り、ハンセン病を正しく理解してもらおうと啓発パネルのほか、入所者が実際に使っている手が不自由な人でも使いやすいように工夫された食器なども展示しています。

 この作品展は、20日まで香川県庁ギャラリーで開かれています。

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