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帰省ついでに空き家相談はいかが 総社市がお盆に合わせて強化週間を設定 岡山

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 岡山県総社市では、お盆に合わせ、空き家対策の強化週間と位置づけ管理に悩む家主に対し、市に相談するよう呼び掛けています。

(総社市 魅力発信室/河田泰明 主任) 「地元がこちらにあって、ご実家を何とかしなきゃいけないなということが最近よく話に出ております。全国的に空き家が問題になっているので、関心が高くなって問い合わせがあります」

 空き家相談の強化週間は、対策に力を入れる総社市がお盆の帰省時期に合わせて設けたものです。

 総社市によりますと、現在市内には約1000戸の空き家があります。持ち主の高齢者福祉施設への入所や跡取りの不在などが主な要因です。

 総社市久代の小西さんの住宅は築約60年。今年5月、空き家を探している人との物件のマッチングを行う市の空き家バンクに登録しました。

(家主/小西澄子さん) 「ちょっとここも空き家で誰も住む予定がないので、せっかく父と母が一生懸命、働いて建ててくれた家なのでと思うんですけど、空き家のまま置いてても今いろんな問題がねえ」

 小西さんは近くに住んでいて、この家には2年前まで長男が住んでいましたが、仕事で東京に引っ越しました。

(記者) 「雨戸も非常にスムーズに動きます。良く手入れされてますね」

 小西さん夫婦は、週に何度も草抜きや清掃をしています。

Q.メンテナンスするのは大変ですよね? (小西澄子さん) 「そうですね。もうだんだんこっちも年を取ってきますしね。どなたかこの家を気に入って下さって、住んで下さると本当にありがたいですけどね」

 おととし6月にスタートした総社市の空き家バンクには、これまで42件の登録があり、12件で買い手や借り手がつきました。

 空き家の問い合わせをきっかけに総社市に移住するケースもあるため、市では空き家の利活用に一層力を入れたいとしています。


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