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工場で塩酸が流出 作業員2人が目の痛みを訴え、病院へ搬送 岡山・備前市

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 8日午前、岡山県備前市の工場でタンクから塩酸が流れ出し、作業員2人が目の痛みを訴え病院に搬送されました。

(記者) 「あちらの奥にあるタンクから塩酸が漏れ出したということです。周辺には中和するための消石灰がまかれています」

 事故が起きたのは、備前市吉永町のフジライト工業の吉永工場です。午前8時10分ごろ廃棄物回収業者の男性が敷地内で作業中に、容量約3000リットルのタンクから塩酸が漏れ出しました。    当時、工場内には従業員が10人ほどいて、そのうち男性作業員2人が気化した塩酸による目の痛みを訴え、岡山市の病院に搬送されました。

 工場では主に粘土を作っていて、その工程で塩酸を使っていたということです。

 警察が事故の原因を調べています。

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