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備前長船刀剣博物館の来場者 記念すべき100万人目「刀剣女子」へ小刀が贈られる 岡山・瀬戸内市

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 36年前にオープンした岡山県瀬戸内市の備前長船刀剣博物館の入館者が、100万人を達成しました。

 100万人目は午後1時ごろに訪れた広島県福山市の会社員、緒方裕香さん(29)です。備前長船刀剣博物館の白髭修一館長が、記念品の小刀を贈りました。緒方さんはうれしさのあまり号泣。

 実はゲームをきっかけに刀を好きになった「刀剣女子」で、博物館を訪れたのは今回が初めてです。

(100万人目/緒方裕香 さん) 「長船っていう土地の刀っていうのが本当に憧れの憧れで、感激のあまり泣いてしまうくらい好きで。奇跡だなと思います」

 瀬戸内市は国宝の日本刀・山鳥毛の購入と老朽化した博物館の改修費合わせて6億円をクラウドファンディングで募っています。

 29日までに集まった寄付のうち、経費などを差し引いた金額は約2億5700万円で、来年3月末までに目標に届かなかった場合は博物館の改修のみ行う予定です。

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