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観光列車「千年ものがたり」サービス向上へ 専属乗務員がJR九州から接客術を学ぶ JR四国

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 人気列車のおもてなしを極めます。JR四国の観光列車、「四国まんなか千年ものがたり」の乗務員がJR九州の客室乗務員から接客を学びました。

 研修会は、「四国まんなか千年ものがたり」の実際の車両を使って行われました。

 「千年ものがたり」は、土讃線の多度津と大歩危の間を走るJR四国の人気観光列車です。乗車率は90パーセントを超え、去年は約1万5000人が車窓からの風景を楽しみました。  人気の理由は絶景ポイントの大歩危峡、小歩危峡の大自然の渓谷美をじっくりと堪能できることです。さらに、「アテンダント」と呼ばれる専属の乗務員が車内で観光案内や接客を行ってくれることも人気の理由の1つです。

 JR四国では、この接客の質を高めようと定期的に研修を行っています。

(記者) 「研修は実際の車両で行われていて落ち着いた雰囲気なんですが、一人一人が真剣におもてなしをチェックしています」

 研修では、「千年ものがたり」のアテンダント12人がJR九州で客室乗務員の指導役を務める2人から接客の改善点を確認し合いました。

 JR九州の2人は動画を撮影し、食器の持ち方などの立ち振る舞いや言葉使いなどを細かくチェックしました。

(JR九州/鰺坂菜々美さん) 「立ち姿、お客様からどういう風に見えているのかというところが良くなると、より良いサービスにつながると思います」

(JR四国/一色涼花さん) 「アテンダントとしてお客様の視点で、これからどのようなサービスもしていきたい」

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