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サラダの中に金属製のバネ 小学校の給食に金属片の混入相次ぐ…再発防止策は? 香川県

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 5日、高松市の小学校の給食に金属製のバネが入っているのが見つかりました。高松市の小学校では、今年度4件の異物混入が発生していて、再発防止が急がれています。

 5日、高松市の小学校で、給食で出たアスパラのサラダの中に金属製のバネが入っているのを児童が見つけ、教員に報告しました。バネは長さ約8ミリで、児童にけがはありませんでした。

(記者) 「きのうの異物混入により、その発生件数は今年度4件となりました、昨年度、1年間での発生件数も4件、6月の時点ですでに追いついてしまっています」

 高松市では5月も、小学校の給食に金属片や金属製のフックが混入しているのが相次いで見つかりました。

 高松市の学校給食センターは、市内70の小・中学校用に給食を作っています。今年度の4件の異物混入のうち、2件はこのセンターで調理されたものでした。  管理する高松市教育委員会が混入の原因を調べていますが、センターか、学校か、どの段階で異物が入ったのかはわかっていません。

(朝日新町学校給食センター/福井幸二 所長) 「件数が多くなっているということで、非常に憂慮しておりますし、重く受け止めております」

 高松市の木太小学校は、全校児童469人分の給食を学校内で調理しています。調理器具だけでなく、台車などの部品も管理しようと今年度、チェックリストなどを改めました。

(木太小学校/徳田ひとみ 調理員) 「まず子どもたちに入る前に未然に防ぐことができたら一番いいので、そういう感じで毎日作業をしています」

 丸亀市は、2013年に給食への異物混入が相次いだことから、給食センターに金属検出機を設置しました。  高松市教委は金属検出器の導入も含めて再発防止策を検討するとしています。


(朝日新町学校給食センター/福井幸二 所長) 「他市の有効な事例などを参考にして、検討はしていかないかんのかなと思っております」

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