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彼岸入り 豪雨被災地で被災者が先祖を供養 倉敷市真備町

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 18日は彼岸入りです。西日本豪雨で被害が出た、倉敷市真備町でも被災者が先祖を供養しました。

 真備町川辺の源福寺には朝から檀家が訪れ、墓の掃除をしたり花を供えたりしました。寺では豪雨で本堂や300基以上の墓石が水に浸かっていて、被災した檀家も少なくありません。

 前田光男さん(75)は真備町辻田の自宅が全壊し、今は倉敷市のみなし仮設住宅で暮らしています。

(みなし仮設住宅で生活/前田光男さん(75)) 「この前の水害で泥だらけだったんですよね、業者さんが全部掃除をしてくれまして」

 8月には自宅を建て直し真備に戻りたいと考えています。

(みなし仮設住宅で生活/前田光男さん(75)) 「真備のみなさんができるだけたくさん元に戻ってこられるということを願って(手を合わせた)」

 一方、午後には復興計画策定委員会が開かれ、真備地区の復興計画案が示されました。案には河川改修や治水対策、災害公営住宅の整備などが盛り込まれています。

(倉敷市/伊東香織 市長) 「治水対策の安全性向上というところが、皆さんの真備に戻ってくるにあたりまして、一番心配でありかつ期待をいただいている部分であると」

 地区の住民や大学教授など17人の委員からは、それぞれの取り組みの期限や目標をより細かく設定すべきといった意見が出ました。

 倉敷市は3月中に、真備地区復興計画を策定します。

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