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豪雨で決壊した小田川の工事 工期短縮による環境への影響について専門家が意見 岡山

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 岡山県倉敷市などを流れる小田川と高梁川の合流点付け替え工事の期間が短縮されたことについて、環境への影響を考える会議が開かれました。会議には大学教授や博物館の学芸員らが出席しました。

 この工事は、小田川の水位を低くするため高梁川との合流点を下流に移すもので、西日本豪雨を受けて工期が10年から5年に短縮されました。岡山河川事務所は工期短縮によって重機が大型化するなどの変化があるものの、水をまいて粉じん対策をすれば「環境への影響はない」としています。

 一方、専門家からは、「複数の工事を同時にすると、生き物が逃げる場所が失われる可能性がある。外来種の拡散に注意する必要がある」といった意見が出ました。

 工事は今年の夏に本格的に始まる予定ですが、岡山河川事務所は今後も水質や生態系への影響を定期的に確認する方針です。

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