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12世紀から14世紀ごろに作られたものか 青銅製の珍しい印章見つかる 香川・坂出市

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 香川県坂出市の古代寺院「開法寺跡」で、青銅製の珍しい印章が見つかりました。

 坂出市教育委員会が発掘したものです。印章には「保」と「印」の2文字が刻まれていますが、当時、どのように使用されていたかは、はっきりしていません。出土したのは、香川県でもっとも古い寺院遺跡の1つとされる「開法寺跡」です。

 10日は、発掘現場での説明会が行なわれ、約130人が訪れました。出土品として印章が見つかることは珍しく、香川県では善通寺市の中村遺跡に次ぐ2例目になります。印章は、出土した土の層の年代から12世紀から14世紀ごろに作られたものだと考えられています。

(坂出市教育委員会 文化振興課/宮畑勇希 主事)
「文字を使っていたと物語る遺物としては意味のあるものだと思う」

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