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「災害ごっこ」をする子どもにどう接する?被災児童の心のケアを考える研修会 岡山

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 西日本豪雨などで被災した子どもの心のケアを考える研修会が岡山市で開かれました。

 岡山県が開いた研修会には、保育園や放課後児童クラブの職員 約120人が参加しました。

 豪雨の後、県は総社市に被災した子ども向けの一時預かり場所を設けましたが、子どもとの接し方に不安を持つ職員もいたため、この研修会を開きました。

 講師で精神科医の河嶌譲さんは、赤ちゃん返りや夜中のおねしょに悩む子どもへの声のかけ方について話しました。

(精神科医/河嶌譲さん) 「これは友達に言えないな、恥ずかしいなっていう子たち出てきますけど、『今は仕方ないんだよ』とちゃんと伝えていただくこと、安心感を与えてあげることもひとつ大事ですので」

 また、子どもが被災の体験を遊びで再現しても注意せず見守ることが大切と訴えました。

(参加者は―) 「災害ごっこが私たちもいけない遊びかなと思ってたんですけど、繰り返してすることが子どもたちがそれを克服することの一歩になるということは、改めてこういうことが大事なんだと実感させてもらいました」

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