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丸亀城の石垣復旧へ「土のう」の壁 さらなる崩落防止で安全確保 香川

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 西日本豪雨や台風の大雨などの影響で大きく崩れた丸亀城の石垣の復旧に向けた工事が本格的に始まりました。

(記者) 「石垣は大きく崩れ、さらに崩落する可能性もあります そこであちらの端からおよそ35メートル、高さ3メートルにわたり土のうの壁を作ります」

 「石垣の名城」とも呼ばれる丸亀城では、西日本豪雨や台風の大雨などの影響で、城の南西部の石垣が大きく崩れました。

 丸亀市が行っている緊急対策工事は、崩落した石垣の裾の部分がこれ以上崩れないようにするのが目的です。  重さ約2トンの土のうを350個、土のうと石垣の間に置く袋詰めの石を480個設置します。これにより、石垣の崩落を防いで、復旧作業の安全を確保するのが狙いです。

(訪れた人はー) 「時々見に来てるんですが、早く回復したらいいですね。丸亀市民のシンボルですから一日も早く元の美しい石垣が早く見たい」

(丸亀市都市整備部/谷口信夫 部長) 「緊急対策工事を行ないながら、同時に本格的な復旧工事の着手に向けて順次作業を進めて参りたいと思います」

 丸亀市は雨で地盤が弱くなる梅雨前に緊急対策工事を完了して、石垣の復旧工事を始めることにしています。

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