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伊方原発3号機の運転停止を求めた仮処分 住民側は最高裁に抗告せず

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 愛媛県の住民が、四国電力伊方原発3号機の運転停止を求めた仮処分申請を退けた高松高裁の決定について、住民側は最高裁に特別抗告をしないことを決めました。

 仮処分の抗告審で、高松高裁は11月15日、地震や火山が伊方3号機へ及ぼす危険性などについて「新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断が不合理とはいえない」として、住民側の申し立てを棄却しました。

 住民側は「松山地裁の本訴で伊方原発の危険性に関する事実の主張・立証を積み重ねたい」などとして、最高裁判所へ特別抗告しないことを決定しました。

 伊方原発3号機は11月28日に営業運転を再開する予定です。

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