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岡山市「救助実施市」の指定目指す…災害時に大きな権限 知事と市長の懇談で表明

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 岡山県知事との懇談会で岡山市の大森市長は、災害時の権限が増す「救助実施市」の指定を目指す方針を明らかにしました。

(岡山市/大森雅夫 市長) 「政令市も『救助実施市』になることができるようになりました。早期の指定を目指し、所要の準備を進めるようにしたい」

(岡山県/伊原木隆太 知事) 「課題を整理・検討した上で県としても協力してまいりたい」

 今年6月の災害救助法改正により、政令市は、災害時により大きな権限を持つ「救助実施市」の指定を受けることができるようになりました。

 避難所の設置など、すでに多くの業務が岡山県から岡山市に委譲されていますが、「救助実施市」に指定されれば現在は県が担っている仮設住宅の整備なども市が行えるようになります。

 岡山市は今後、委譲する権限などを岡山県と協議した上で来年4月の指定を目指します。

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