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障害者対象の職員採用試験 香川県と高松市も受験資格に「不適切」な条件

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 障害者の職員採用をめぐって、財務省などが「自力で通勤できる」など、不適切な条件を付けていた問題です。香川県と高松市も同様の条件を付けていたことがわかりました。

 香川県と高松市によりますと、障害者を対象にした職員採用試験の受験資格に「自力で通勤ができ、介護者なしで職務の遂行が可能」という条件を付けていました。

 香川県の浜田知事は、11月5日の定例会見で不適切だったことを認め、今後、条件を削除する意向を示しました。

(香川県/浜田恵造 知事) 「差別する意図はなかったが、障害者採用以外の採用試験にはない条件を付していて、均等な採用機会を与える障害者雇用促進法の趣旨から不適切だったと考えており、今後、こうした条件は削除したいと考えております」

 一方、高松市は新年度の正規の障害者採用試験をすでに終えていますが、年明けに実施予定の臨時嘱託職員の採用試験から条件を削除します。

(高松市/大西秀人 市長) 「障害者に対して差別的な取り扱いにも触れかねないと思っておりますので、早急に正していきたいというふうに思っています」

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