
中学校に爆破予告の電話 生徒約650人が下校…爆発や不審物はなし 岡山・津山市
11日朝、岡山県津山市の中学校に爆破予告がありました。爆破予告時間になっても何も起きませんでしたが、警察が警戒を強めています。
津山市教育委員会によりますと午前7時半ごろ、津山市押入の津山東中学校に「午後1時に爆破する」と男の声で電話がありました。
当時、すでに登校している生徒もいて、学校は午前9時40分ごろまで全校生徒約650人を待機させ、事情を説明した後、下校させました。
教職員も爆破の予告時刻に合わせて避難しましたが、午後1時を過ぎても何も起きませんでした。
通報を受けた警察が朝から校内や学校の近辺を捜索していますが、不審物は見つかっていません。
津山東中学校は12日朝、教職員らで校内などを再点検するほか、生徒の登校時間を午前10時にずらし、3時間目から授業を行うということです。
警察は警戒を強めるとともに、威力業務妨害の疑いで調べを進めています。

岡山・香川の人や企業、街の動き、そして社会問題を記者独自の目線で徹底取材!日々の短いニュースでは伝えきれない重厚な企画をお届けします。
【特集】岡山県初の自主夜間中学 「学び」から生まれる「つながり」
特集は、岡山県に初めてできた自主夜間中学の話題です。様々な事情で、「学び直し」を必要とする人たちをボランティアで支えています。取材を始めて1年、生徒の数は20人から80人に増えました。
「学ぶ」という一つの目標を通じて、人と人との新たな「つながり」が生まれています。

-

- 高知白バイ衝突死
- 2006年、高知県で起きた白バイとスクールバスの衝突死亡事故。業務上過失致死の罪に問われ、「無実」を訴えるバスの元運転手。食い違う目撃証言や疑問が多い証拠を徹底検証する。
-

- 小さな駅の物語
- 岡山県北には、昭和初期の面影を色濃く残す駅舎が数多く残っている。1日の利用客がわずか5人程度という駅もあるが、学生や高齢者にとっては欠かせない足。そして、駅を愛し、守り続ける人たちがいる。「一期一会」をテーマに駅の1日を追う。
-

- 世界のためにできること
- 貧困などから抜け出せず苦しむ途上国の人たち。その状況を打破するため、多くの岡山・香川県出身者が活躍している。慣れない環境で国造りの手助けをする理由とは…。私たちができる「国際協力」について考える。