
伝統と挑戦!「虫明焼」を作り続ける黒井千左さん作品展 岡山市
50年以上にわたって「虫明焼」を作り続けている黒井千左さんの作品展が、岡山市で開かれています。
73歳の黒井千左さんは、50年以上に渡って「虫明焼」を作っています。天満屋岡山店には、黒井さんの最近の作品約70点が展示されています。
赤い色合いが特徴のこちらの作品は、花器の形を作った後に表面を掘って違う色の土を埋め込む、象嵌(ぞうがん)という技法で仕上げた作品です。
虫明焼は落ち着いた色合いが特徴ですが、黒井さんは伝統的な技法を用いながらも新しい作風に挑戦しています。
(虫明焼作家/黒井千左さん)
「新しい感覚を入れながら伝統に合うようなものをいくのが作る方としても楽しいし…」
この作品展は、10月16日まで天満屋岡山店の美術画廊で開かれています。

岡山・香川の人や企業、街の動き、そして社会問題を記者独自の目線で徹底取材!日々の短いニュースでは伝えきれない重厚な企画をお届けします。
【特集】岡山県初の自主夜間中学 「学び」から生まれる「つながり」
特集は、岡山県に初めてできた自主夜間中学の話題です。様々な事情で、「学び直し」を必要とする人たちをボランティアで支えています。取材を始めて1年、生徒の数は20人から80人に増えました。
「学ぶ」という一つの目標を通じて、人と人との新たな「つながり」が生まれています。

-

- 高知白バイ衝突死
- 2006年、高知県で起きた白バイとスクールバスの衝突死亡事故。業務上過失致死の罪に問われ、「無実」を訴えるバスの元運転手。食い違う目撃証言や疑問が多い証拠を徹底検証する。
-

- 小さな駅の物語
- 岡山県北には、昭和初期の面影を色濃く残す駅舎が数多く残っている。1日の利用客がわずか5人程度という駅もあるが、学生や高齢者にとっては欠かせない足。そして、駅を愛し、守り続ける人たちがいる。「一期一会」をテーマに駅の1日を追う。
-

- 世界のためにできること
- 貧困などから抜け出せず苦しむ途上国の人たち。その状況を打破するため、多くの岡山・香川県出身者が活躍している。慣れない環境で国造りの手助けをする理由とは…。私たちができる「国際協力」について考える。