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東京五輪に向けて…ハンガリーのカヌー選手ら合宿 香川・坂出市

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 強豪国が香川で合宿です。再来年の東京オリンピックに向け、香川県坂出市で合宿を行なっているハンガリーのカヌーチームが練習を公開しました。

 坂出市の府中湖カヌー競技場で10月5日から合宿を行なっているのは、ハンガリーのカヌーチームの選手とスタッフ合わせて15人です。

 ハンガリーのカヌーは強豪として知られていて、リオオリンピックでは金メダルを獲得しています。香川県と坂出市は、今年6月東京オリンピックに向けた事前合宿を府中湖で行なう覚書を、ハンガリーカヌー連盟と締結していました。

(記者) 「今回の合宿の目的は、東京オリンピックの事前合宿に向けて施設の内容を知ることです。選手たちはゆったりとしたペースで水の感触を確かめています」

 府中湖カヌー競技場は1000メートルのレーンを常設する、日本でトップクラスの施設です。

 練習は体力づくりがメインですが、日本の気候やハンガリーとの時差に慣れることも重要だということです。来年も合宿を行い、再来年の事前合宿を経て東京オリンピック本番に臨みます。

 府中湖でオリンピックの事前合宿が行なわれるのは、2008年の北京オリンピックでのフィンランドチーム以来です。

(リオ五輪出場/トートカ シャーンドル選手) 「ジムの施設や水も練習するのに完璧です。天気も完璧です。この時期ハンガリーは、ここより寒いので」

 この合宿は10月13日まで行なわれます。

 地元との交流も予定されていて、10日は幼稚園児が見学に訪れるほか、選手たちが中学校のカヌー部を指導します。

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