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「1カ月間ありがとう」倉敷市真備町の中学生が児童たちと別れ…仮校舎で授業再開へ 岡山・倉敷市

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 校舎での授業が再開します。岡山県倉敷市の真備東中学校は、西日本豪雨で校舎が浸水被害を受けたため、2学期が始まってから小学校の校舎を借りて授業を行っていました。10月から学校での授業を再開することになり、お別れの会が開かれました。

(記者) 「10月からの授業再開に向けて真備東中学校では、校庭にプレハブの校舎が完成しました」

 倉敷市真備町の真備東中学校。西日本豪雨で校舎の1階が浸水被害を受け、使えなくなりました。

 しかし、校庭に完成した仮設のプレハブ校舎と、浸水しなかった2階以上の校舎を使って10月1日から授業を再開します。    27日は2学期が始まってからの約1カ月間、校舎を借りていた倉敷市連島町の霞丘小学校での最後の1日です。霞丘小学校は全校児童わずか8人。

 280人もの中学生が来て一緒に遊んでくれたおかげで、じゃんけん列車で初めて長い列が作れるなど思い出がたくさんできました。

(真備東中学校の生徒代表) 「1カ月という短い間でしたが、私たちのために校舎を貸してくださりありがとうございました。霞丘小学校にいる時間は災害のことが忘れられるくらい充実した時間が過ごせました」   (中学生みんなで) 「ありがとうございました」

(小学生代表/野添光姫さん) 「すれ違った時にあいさつをしてくれたり、名前を覚えてくれたりしてとてもうれしかったです。私たちもこれから一生懸命がんばります。本当にありがとうございました」

 会の最後には別れを惜しむ児童から、メッセージが手渡されました。

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