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命の大切さを考える 中学生が赤ちゃんの育児体験 香川・三木町

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 赤ちゃんと触れ合って命の大切さを考えます。香川県三木町の中学校で赤ちゃんの育児体験をする授業が行われました。

(佐田志歩リポート) 「きょうの授業の先生は、香川と徳島から集まった16人のママさんたちと、生後3ヶ月から3歳の赤ちゃんです」

 三木中学校で行われた「赤ちゃん先生ふれあい授業」です。3年生 約100人が参加しました。

 まず12のグループに分かれ、それぞれママ講師から赤ちゃんが生まれるまでの話を聞きました。

 この後、赤ちゃんと触れ合い体験です。ママ講師に教わりながらだっこ紐を使って抱き上げたりあやしたりしますが、ぎこちない生徒もいました。

(佐田志歩リポート) 「相手は赤ちゃんということで多くの子が泣いてしまっています。中学生は戸惑いながらも一生懸命向き合っています」

 赤ちゃんと触れ合うことで命の大切さを学んでもらおうとNPO法人「ママの働き方応援隊」が開いたものです。

(ママの働き方応援隊 香川校/友保陽子 代表) 「今、自分がここに生を受けているのも当たり前のことではなくて大切な命ということだったり、育児っていうのも大変なことばかりじゃなくて、楽しかったり喜びとかそういったものも感じてもらえたらなと思います」

 50分の授業が終わるころには生徒たちは赤ちゃんとすっかり打ち解け、体育館には笑顔が溢れていました。

(生徒はー) 「怖くて落としそうなんですけどすごいかわいくてうれしいです」 「(胎内で)イチゴ(の大きさ)からスイカくらいの大きさになるって聞いて、そんな子がお腹に入っているのはお母さんも大変だし成長もすごいなって思いました。(お母さん)産んでくれてありがとうって思いました」

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