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介助犬と暮らしたい…パートナー候補犬との訓練 岡山・総社市

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 体が不自由な人の生活を手助けする介助犬、中国地方にはまだ1頭しかいません。そんな中、介助犬と暮らしたいと 考えている岡山県総社市の男性の自宅に、候補の犬がやってきて訓練を始めました。

 介助犬の訓練を受けたアイス(3)です。愛知県からやってきました。

 総社市の江口雄司さん(35)のパートナー候補です。

 介助犬とは、物を拾ったりドアを開けたりして体が不自由な人の生活をサポートする犬のことで、中国地方にはまだ1頭しかいません。

 江口さんは、17歳のときの交通事故で主に下半身が不自由になりました。

 去年から介助犬を探していて、やっと相性の良いアイスが見つかりました。

(日本介助犬協会訓練士/遠藤大輔さん) 「休みになると奥様と一緒に出かけられたりとかということが多いので、割とどういう場面でも動じない犬が必要かなと」

 江口さんとアイスは8月、愛知県の訓練施設で10日間、物を拾ってもらうための声かけの訓練などをしました。

(江口雄司さん) 「アイス、ワンツーワンツー」

 自宅でも訓練した後、認定審査に合格するとアイスが正式なパートナーになります。まずは、江口さんの家に慣れてもらう必要がありますが・・・

(日本介助犬協会訓練士/遠藤大輔さん) 「来てすぐにあごをつけて寝るっていうのはおうちでリラックスしてる証拠なので、状態としては非常に良いと思います」

 江口さんとの生活に慣れたら声かけの練習をしたり、近所の店に一緒に行ったりします。訓練は10月末まで続く予定です。

(江口雄司さん) 「センターで学んだことを自分流にアレンジして、この家に合ったアイスに無理のない生活スタイルを作っていかないといけない」


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