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台風が去り豪雨被災地でボランティアの受け付け再開 倉敷・真備町

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 台風が去り、ボランティアが戻ってきました。台風12号の接近により中止していたボランティアの受け付けが倉敷市で再開されました。

 午前10時には、気温が32度を超える中、台風の影響で3日間中止していたボランティアが倉敷市真備町に戻ってきました。31日は、バスに乗って、おかやま山陽高校の生徒もボランティアにやってきました。

(おかやま山陽高校/原田一成 校長) 「子どもたちは力はありますので、幸い夏休みですので、できる人ができることをしっかりとやっていこうと、呼びかけました」

 原田校長の呼びかけに集まったのは、野球部など運動部を中心に131人。中には、家が被災した生徒もいます。

(おかやま山陽高校 野球部/井元将也 元主将) 「自分の家はだいたい終わりました。復興まではまだまだ時間がかかると思うんですけど、できることを自分たちがやっていけたらなと思います」

 県外のボランティアも参加しています。兵庫県姫路市から来た男性は、他のボランティアとチームを組んで活動しています。  向かった先は被災者の家。冷蔵庫など重い電化製品を軽トラックに積んでいきます。男性が真備町に来るのは2回目で、台風による2次被害も心配していました。

(姫路からのボランティアはー) 「(台風による)雨の被害もあんまり聞いてないんで、よかったかなと思います」

(被災した家の人はー) 「台風はきのうのはもう全然関係なし。きのう来てたらアウトですよここらは」

 汗をかきながらこまめに休憩をとりつつ、2軒の家を手伝いました。

(記者) 「こちらの浸水した家では、家具が運びだされ片付けは進んでいるものの、床下にたまった大量の泥をかき出すために、まだまだ人手が必要です」


(愛知からのボランティアはー) 「きょうは家の泥を排出する作業ですね。ちょっとでも助ければいいなと思いますけど」

 倉敷市災害ボランティアセンターによると、7月24日よりも100人多い、900人を超える受け付けがあったということです。

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