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豪雨で決壊した小田川の緊急対策工事完了 二重の締切堤防に 倉敷・真備町

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 岡山県倉敷市で決壊した小田川の堤防のうち、国が管理する2カ所の緊急対策工事が21日までに終わりました。

(倉敷市/伊東香織市長) 「緊急復旧工事の完了を聞いて、住民の皆さんもひとまずは安心されると思います」

 工事が完了したのは倉敷市真備町で決壊した小田川の堤防2カ所です。  まず決壊前の堤防の高さまで土のうを使って盛り土をし、次に集落側に数百枚の鋼矢板を使って鉄の壁を作って、安全性の高い二重の「締切堤防」を完成させました。

(国土交通省中国地方整備局/横林直樹 河川情報管理官) 「第一歩の堤防復旧ということで、それをきっかけにして復興が加速していったらいいと考えております」

 しばらくはこの応急復旧の状態で堤防を管理し、台風シーズンが終わる11月ごろから本格的な堤防の建設を始めるということです。

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